赤いTシャツの丸型プリントを近くで撮影した写真

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比較・選び方

DTFプリントとDTG・シルクスクリーンの違い|Tシャツ印刷4方式を比較

DTFとDTGは名前が似ていますが、印刷の工程と得意な素材が違います。プリント方法は「どれが一番すごいか」ではなく、枚数、色数、素材、使う場面に合うかで選ぶことが大切です。4方式を、初めて注文する方が比較しやすい順番で整理します。

少量・多色・追加注文の有無で、向く方式が変わります

1枚から数十枚の小ロット、フルカラー、色数が多いデザインならDTFプリントが第一候補です。単色に近い同一デザインを大量に作る場合はシルクスクリーン、白いポリエステル中心なら昇華転写、綿の風合いを重視するならインクジェットも候補になります。

  • DTFはフィルムへ印刷して熱圧着、DTGは生地へ直接インクを吹き付ける方式です。
  • 写真・グラデーション・多色ロゴを少量で作る場合は、版を作らないDTFが向いています。
  • 最終判断には、枚数だけでなく生地素材、プリント面積、追加注文の可能性も必要です。

DTF・DTG・シルクスクリーン・昇華転写の比較表

一般的な向き不向きです。商品、生地色、デザイン面積によって条件が変わるため、注文時に最終確認します。

方式 少量注文 多色・写真 向く素材・用途 追加注文
DTF 1枚から向く 得意 綿・ポリエステル・混紡の小ロット制作 1枚単位でも対応しやすい
DTG(インクジェット) 少量に向く 得意 綿中心。生地へ直接印刷した風合いを重視 条件を再確認
シルクスクリーン 少量は版代の影響あり 色数ごとに版が必要 同一・少色デザインの大量注文 版の保管条件を確認
昇華転写 少量も候補 得意 白系ポリエステル、スポーツ用途 商品条件を再確認

判断の目安

枚数 1枚から数十枚はDTFが相談しやすく、大量同一デザインはシルクスクリーンも候補です。
色数 写真、グラデーション、多色ロゴは、版を作らないDTFが向いています。
素材 綿、ポリエステル、混紡など、使う生地によって相性を確認します。
再注文 後から1枚だけ追加する可能性があるなら、小ロット対応しやすい方式が便利です。

DTFプリント:小ロットとフルカラーに強い

黒いウェアに白い細線をプリントした実際の制作写真
細い線や多色デザインの見え方を確認できる実物写真です。DTFはデザインの周囲に転写シートを残さず、必要な部分を熱圧着します。

DTFは、専用フィルムに印刷したデザインを熱で生地に圧着する方式です。

版を作らないため、1枚からの制作、写真やグラデーション、多色ロゴのプリントに向いています。かにのTシャツ屋さんでも、小ロットのオリジナル制作ではDTFを中心に考えています。

  • 1枚から相談しやすい
  • フルカラーに向く
  • 再注文しやすい
  • 綿・ポリエステル系の幅広い商品で検討しやすい

シルクスクリーン:大量同一デザインに強い

白いTシャツへ細かな線と多色イラストを印刷した実物写真
色数や線の細かさによって、向く印刷方式と費用の考え方が変わります。実際のデザインを見て確認します。

シルクスクリーンは、色ごとに版を作ってインクを刷る方式です。

同じデザインを大量に作ると単価を下げやすい一方で、色数が多いデザインや少量注文では版代の影響が大きくなります。

  • 大量注文に向く
  • 単色や少ない色数に向く
  • 版の保管や再注文条件を確認する
  • 少量では割高になりやすい

昇華転写:白系ポリエステルの全面表現に強い

青いドライTシャツに左胸プリントを入れた実物写真
ドライ素材はスポーツや夏イベントでよく選ばれます。素材表示と生地色を確認して方式を決めます。

昇華転写は、インクを繊維に染み込ませるように表現する方式です。

ポリエステル素材との相性が強く、白系の生地やスポーツウェアで使われることがあります。綿素材や濃色生地では使い方に制限が出るため、商品選びとセットで確認します。

  • ポリエステル素材向き
  • 白系生地で発色しやすい
  • スポーツ用途で候補になる
  • 綿や濃色生地では制限がある

インクジェット:綿の自然な風合いを重視する場合に候補

ターコイズ色のTシャツへ大きなフルカラーデザインを印刷した実物写真
大きなプリントは、方式だけでなく生地の伸び、プリント面積、着用時の風合いも確認します。

インクジェットは、生地へ直接インクを吹き付ける方式です。

綿素材の自然な風合いを出しやすい一方で、濃色生地や発色、下地処理などの確認が必要になります。仕上がりの好みが分かれるため、用途に合わせて検討します。

  • 綿素材との相性を確認する
  • 自然な風合いを出しやすい
  • 濃色生地は条件確認が必要
  • 写真表現は仕上がり見本を確認する

迷ったら「枚数・色数・素材・追加注文」で決める

プリント方式は、名前だけで選ぶよりも、注文条件を並べると判断しやすくなります。

少量で色数が多いならDTF、大量で単色に近いならシルクスクリーン、白いポリエステルなら昇華転写、綿の自然な質感ならインクジェットも候補、という考え方が基本です。

  • 1枚だけ作るか
  • 同じデザインを何枚作るか
  • 色数が多いか
  • 使う素材は何か
  • 追加注文の可能性があるか

注文前チェック

  • 作りたい枚数が決まっている
  • デザインの色数や写真の有無を確認している
  • 使いたいTシャツ素材が決まっている
  • 後から追加注文する可能性を考えている
  • 仕上がりの見え方を実績写真や商品ページで確認している

失敗しやすいポイント

  • プリント方式名だけで決める。枚数、色数、素材を見ないと、合う方式は判断できません。
  • 大量注文と1枚注文を同じ基準で比べる。少量と大量では、向いている方式や費用の考え方が変わります。
  • 素材との相性を確認しない。ポリエステル、綿、混紡では、発色や風合いの出方が変わります。

この記事の確認元

  • このガイドは、かにのTシャツ屋さんで扱う小ロット制作、DTFプリントの相談内容、商品ページで案内している素材情報をもとに整理しています。
  • 方式ごとの特徴は、Tシャツ制作で一般的に確認される枚数、色数、素材、再注文のしやすさという観点で比較しています。
  • 最終的な向き不向きは、実際のデザイン、プリントサイズ、商品素材、希望納期を見て確認します。

よくある質問

DTFプリントはどんな注文に向いていますか?

1枚から数十枚の小ロット、写真やグラデーション、多色ロゴ、追加注文の可能性がある制作に向いています。

DTFとDTGの一番大きな違いは何ですか?

DTFは専用フィルムへ印刷して生地へ熱圧着し、DTGはインクを生地へ直接吹き付けます。素材、風合い、濃色生地への対応条件が違うため、商品とデザインを見て選びます。

シルクスクリーンはいつ選べばいいですか?

同じデザインを大量に作る場合や、色数が少ないデザインでは候補になります。少量では版代の影響を確認します。

ポリエステルTシャツにもプリントできますか?

商品や方式によって確認が必要ですが、DTFや昇華転写など、ポリエステル素材で検討しやすい方法があります。

どの方式を選べばよいか分からない場合はどうすればいいですか?

枚数、素材、使う日、デザイン画像をもとに相談できます。方式名より、作りたい内容から整理するのがおすすめです。

仕上がりと注文の進め方を確認する

方式名が分からなくても相談できます

作りたい枚数、使う日、デザイン画像、希望するTシャツの雰囲気が分かれば、向いている作り方を一緒に整理できます。

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