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Tシャツプリント方法の比較
DTF・シルクスクリーン・昇華転写・インクジェットの違い

価格・耐久性・発色・ロット数で4種類のプリント方法を徹底比較。あなたの用途にぴったりの方法が見つかります。

📅 公開日:2026-05-09 ✏️ 更新日:2026-05-09 👤 監修:かにかま企画 ⏱️ 読了時間:約7分

オリジナルTシャツを作るとき、「どのプリント方法を選べばいいの?」は最初に悩むポイントです。

プリント方法によって 価格・耐久性・発色・最低ロット数が大きく変わります。 間違った選び方をすると、「想像と違う仕上がりになった」「思ったより高くついた」というトラブルになりかねません。

本記事では、現在主流の 4つのプリント方法 を比較し、 用途・枚数別の最適解までわかりやすく解説します。

プリント方法 4種類の比較早見表

赤いTシャツの丸型プリントを近くで撮影した写真
プリント方法は、枚数・色数・生地・仕上がりの希望で向き不向きがある。

まず4つのプリント方法を一覧で比較します。★が多いほど高評価です。

プリント方法 適合ロット 価格
(少量)
価格
(大量)
発色 耐久性 素材対応
DTF 1〜100枚 ★★★★★ ★★★ ★★★★★ ★★★★ コットン・ポリ・混紡 ◎
シルクスクリーン 50枚〜 ★★ ★★★★★ ★★★★ ★★★★★ コットン ◎ / ポリ △
昇華転写 1〜数十枚 ★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★ ポリエステルのみ ◎
インクジェット 1〜数十枚 ★★★★ ★★ ★★★★ ★★★ コットン白T ◎ / 濃色 △
💡 ひと言でまとめると:1〜50枚程度の小ロット・どんな素材でもOKなのが DTF、100枚以上の大量発注で安いのが シルクスクリーン、ポリ素材専用なら 昇華転写、白Tに写真をプリントするなら インクジェット
📌 DTFプリントかにのTシャツ屋さん採用

DTFプリント(Direct To Film)とは

DTFプリントでTシャツを熱プレスしている制作写真
DTFは小ロットでもフルカラー表現をしやすいプリント方法。

専用フィルムにインクを印刷し、それを熱と圧力で生地に圧着するプリント方式。 現在「小ロットオリジナルT」で主流の技術で、当店も全商品でこの方式を採用しています。

✅ メリット

  • 1枚から低コストで発注できる(版代・初期費用なし)
  • フルカラー対応・写真でもイラストでもOK
  • コットン・ポリエステル・混紡 すべて対応
  • 濃色・淡色どちらでも発色がきれい
  • 細かいデザイン・グラデーションも再現可能

❌ デメリット

  • 大量発注(100枚以上)ではシルクスクリーンよりやや高くなる
  • 洗濯耐久はシルクスクリーンほど超長期ではない(50回程度)
  • 触り心地が「フィルムの上に絵がある」感覚(薄手のシール感)

💰 価格イメージ(参考)

当店の場合、1枚 ¥1,500〜2,000 程度のプリント加算で、合計 ¥3,500〜5,500(送料込・税込)。

📌 シルクスクリーン

シルクスクリーンプリントとは

シルクスクリーンプリントの作業台を表した制作写真
シルクスクリーンは同じデザインをたくさん作るときに強い。

メッシュ状の版(スクリーン)にインクを通して生地に印刷する、昔ながらの王道方式。 ライブハウスのロゴT、企業ノベルティ、大型イベントT などで定番です。

✅ メリット

  • 大量発注(100枚以上)で圧倒的に単価が下がる
  • 洗濯耐久が極めて高い(数百回洗っても残る)
  • インクの厚みがあり、味わいのある仕上がり
  • 蛍光色・特殊インク(ラメ・蓄光)にも対応

❌ デメリット

  • 1色ごとに版代がかかる(1色 数千円〜)
  • 色数が多いほど高価(フルカラー写真は実質不可)
  • 少量発注(〜30枚)はかえって高くなる
  • 細かいグラデーションは再現困難

💰 価格イメージ(参考)

1色のシンプルロゴで100枚なら単価 ¥1,200〜1,500 程度。版代別途 ¥3,000〜5,000。

📌 昇華転写プリント

昇華転写プリントとは

昇華転写プリントのスポーツTシャツを表した制作写真
昇華転写はポリエステル素材への鮮やかな表現に向いている。

昇華インクを生地の繊維に直接染み込ませる方式。スポーツユニフォーム・速乾Tで主に使われます。

✅ メリット

  • 生地と一体化するため、プリント感がない(手触りなめらか)
  • 写真・グラデーション再現性が高い
  • 洗濯で色落ちしにくい
  • 全面プリント(フルベタ)も可能

❌ デメリット

  • ポリエステル100%でしか発色しない(最大の制約)
  • 白い生地にしか向かない(濃色NG)
  • コットンのお気に入りTには使えない

💰 価格イメージ(参考)

少量(10枚程度)でも単価 ¥2,000〜3,000 から。素材限定なので合う商品が限られます。

📌 インクジェットプリント(DTG)

インクジェットプリント(DTG: Direct To Garment)とは

インクジェットプリントで白Tシャツに写真を印刷している制作写真
インクジェットは写真調の表現や白Tシャツとの相性が良い。

家庭用プリンターのように生地に直接インクを噴射する方式。少量・写真調プリントの先駆者。

✅ メリット

  • 1枚から発注可能(DTFと同じ)
  • 写真・グラデーション再現性が非常に高い
  • 触り心地が良い(生地に染み込むため)

❌ デメリット

  • 濃色生地での発色が苦手(白T推奨)
  • 洗濯で徐々に色あせる(DTF・シルクより耐久性低め)
  • ポリエステルとの相性が悪い
  • 大量発注では割高

近年、DTFがDTGの上位互換として普及しているため、DTFを採用する個人EC が増えています

ロット数別の最適解

Tシャツの枚数ごとにプリント方法を考える制作写真
作る枚数によって、選びやすいプリント方法は変わる。

何枚作るかによって、最適なプリント方法は変わります。下記を参考にしてください。

ロット数第1選択理由
1〜10枚
(個人・家族用)
DTF 版代不要・1枚から発注可能。フルカラーで思い通りに。
10〜50枚
(サークル・クラスT)
DTF 多色デザイン・写真でもOK。版代無しで色数自由。
50〜100枚
(小規模イベント)
DTF or シルクスクリーン
(色数次第)
1〜2色のシンプルデザインなら シルク。それ以外は DTF。
100枚以上
(大型イベント・販促)
シルクスクリーン 単価が大幅に下がる。版代を上回るメリットあり。
ポリエステル素材限定 昇華転写 速乾・スポーツ用ならこれ一択。
💡 迷ったら100枚未満なら DTF を選んでおけばまず失敗しません。当店は1枚から大量発注まで全て DTF で対応します。

なぜ かにのTシャツ屋さん は DTF を選んでいるのか

小ロットTシャツ制作にDTFを使う工房の制作写真
小ロット・多色・個別対応では、DTFの扱いやすさが活きる。

個人EC として、お客様のニーズを丁寧に拾うため、当店はあえて DTF 一本に絞っています。 その理由を3つご説明します。

理由1:1枚から作りたい人に応えるため

「1枚だけ家族用に作りたい」「サンプル1枚だけ試したい」というご要望は本当に多いです。 シルクスクリーンだと版代だけで数千円かかってしまい、現実的ではありません。 DTFは版代・初期費用ゼロで1枚から発注できる唯一の選択肢です。

理由2:素材の自由度を担保するため

お客様の用途は様々:普段着のコットンT、スポーツのドライT、季節物のポロシャツ etc. DTFは コットン・ポリエステル・混紡 すべてに対応するため、 商品ラインナップを限定する必要がありません。

理由3:イラスト・写真・ロゴ どれも美しく仕上げるため

DTFはフルカラー・グラデーション再現性が高く、お客様のデザインデータをそのまま美しく仕上げられます。 色数制限・版分けの手間がないため、デザイナーの方が作ったデータでも、Canva で初心者の方が作ったデータでも、同じクオリティで対応可能です。

もちろん DTF にもデメリットはあります。例えば、1,000枚以上の大量発注を想定する場合は、シルクスクリーン専門業者をおすすめすることもあります。 ただし、個人事業主様・サークル・小規模イベントなどの1〜100枚台の用途では、DTF が間違いなく最適解です。

よくある質問

プリントサンプルを見ながら相談している制作写真
迷ったときは、枚数・生地・使う日・仕上がりの雰囲気を伝えると相談しやすい。

DTFプリントとは何ですか?

Direct To Film(ダイレクト・トゥ・フィルム)の略。専用フィルムにインクを印刷し、それを熱転写で生地に圧着するプリント方式です。1枚から低コスト・フルカラー対応・コットン/ポリエステル両対応で、現在の小ロットオリジナルTで主流の技術です。

シルクスクリーンプリントは何枚から得?

一般的に50枚以上で単価メリットが出ます。版を作るための初期費用(1色あたり数千円)がかかるため、少量だとDTFのほうが安くなります。100枚以上の同じデザイン大量発注で最も力を発揮します。

昇華転写は何が苦手ですか?

昇華転写はポリエステル100%でしか発色しません。コットンには使えないため、Tシャツ素材の選択肢が狭くなります。また、白い生地でないとプリントの色が沈みやすいです。

なぜ かにのTシャツ屋さんは DTF を選んでいるのですか?

小ロット(1枚〜数十枚)対応・フルカラー・コットン/ポリ両対応・耐久性十分という点で、個人EC のお客様のニーズに最も合うからです。版代不要・初期費用ゼロでスタートできるため、お試し1枚から発注可能です。

DTFプリントの耐久性は大丈夫ですか?

通常の家庭洗濯(30〜40度・中性洗剤)で50回以上の洗濯に耐えます。シルクスクリーンほど超長期ではありませんが、Tシャツの実用寿命としては十分です。漂白剤・乾燥機の高温は避けてください。

プリント方法の価格を比較するとどうなりますか?

1〜10枚の少量発注ではDTFが圧倒的に安価です。50〜100枚以上の同デザイン大量発注では、シルクスクリーンが単価で逆転します。中間ロット(10〜50枚)は色数次第で変わります。

このガイドと一緒に確認できる根拠

解説だけでなく、実際の制作写真、購入者レビュー、運営者・制作体制、注文の流れ、支払い・配送・返品の条件もあわせて確認できます。

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初めての方も大量注文の方も、丁寧にサポートします。